新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する注意喚起
患者にとって摂食嚥下リハビリテーションは非常に重要です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、日本摂食嚥下リハビリテーション学会は、検査・訓練に対する現時点での注意喚起を示します。
- 2020.04.20 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する注意喚起
(応急的フェイスシールドについて一部変更しました。PDFの下線(波線)部分が変更点です。2020.04.24) - 2020.04.20 開窓換気の方法
Q&A
質問
2021年6月現在において、自施設でミールラウンドを行うことを検討していますが、どのように考えれば良いですか?回答
新型コロナウイルス陽性患者、感染の可能性が高い患者の評価は基本的には推奨しませんが、どうしても必要な場合は施設の方針に従って、十分な感染防護の知識のある医療従事者が適切なPPEを装着して実施することはありえます。各施設の長とご相談ください。新型コロナウイルス感染の可能性が低い患者に対しては、適切なPPEを装着した上で評価を実施することは容認されますが、感染経路不明の市中感染が広がっている現在では、いつウイルスが持ち込まれるかわからないことに留意することが必要です。実施の場合には、手指衛生の徹底、PPEとして手袋の装着、フェイスシールド による眼の保護、サージカルマスク、ガウン、キャップの着用、換気、身体的距離の確保を行うことは必須の条件と考えます。身体的距離やN95マスクの必要性については変異株によっても異なることが考えられるため、地域の感染状況をみて各施設でご判断いただく必要があります。
関連リンク
- 日本嚥下医学会
新型コロナウイルス感染症流行期における嚥下障害診療指針