会員の皆様へ

本学会初代理事長で名誉会員であられる金子芳洋先生が令和4年3月14日(月)にご逝去されました(享年91)。
ご冥福をお祈りするとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

追悼

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会初代理事長:金子芳洋先生

日本摂食嚥下リハビリテーション学会の初代理事長である金子芳洋先生が、令和4年3月14日(月)に逝去なさいました。在りし日のお姿を偲びつつ、本学会を代表して、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

先生は、ご自身の小児歯科学の専門を超えて、摂食嚥下リハビリテーションとして新たな専門領域を掲げ、本学会の前身である研究会を立ち上げられました。第1回の研究会では、同じ志を有する多職種の医療者が会場にあふれ、その熱気に感動したことが思い出されます。日本の「摂食嚥下障害に対する医療」の育ての親ともいえる偉大な先生です。

穏やかな、温かいまなざしの奥に、摂食嚥下障害に対する医療への熱い思いを秘めておられました。私どもは、金子先生の訃報に接し、惜別の念を禁じえません。しかし、静かに熱く語る先生の長身のお姿を心に留め、先生の志を受け継ぎ、摂食嚥下リハビリテーションをさらに発展させて社会に貢献することをお約束いたします。
ご冥福をお祈り申し上げます。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会
理事長 鎌倉やよい