医療検討委員会作成マニュアル「摂食嚥下障害の評価2019」(PDF)
20ページ 6.脳神経 ③喉頭について、

「下喉頭神経(反回神経)の片側性麻痺では嗄声,両側性麻痺では失声となる.」

については、声帯麻痺の位置により様々な状況があるとのご指摘があり、

下喉頭神経の麻痺(反回神経)では声帯麻痺の位置が正中位,傍正中位,外転位のどこかで症状が異なる.一般的に,片側性麻痺において外転位で嗄声となるが,両側性麻痺で正中位では呼吸困難が認められ,気管切開が必要になる.両側性麻痺で傍正中位,外転位では失声(重度の気息性嗄声)となる.

と変更させていただきます。